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延岡市立学校会計年度任用職員の交通違反(赤信号無視)、無免許運転、虚偽報告及び公用車の不正使用について
このたび、市内の学校に勤務する教育委員会の会計年度任用職員(学校技術員)が交通違反(赤信号無視)、無免許運転、虚偽報告及び公用車の不正使用をしていたことが判明しましたのでお知らせします。市民の皆様に対し深くお詫び申し上げます。
1 事案の概要
令和6年4月15日(月曜)12時45分頃に電話で「延岡市教育委員会」と表示された軽自動車が赤信号無視をしたとの通報がありました。
所管課において、運転していた会計年度任用職員と一緒に、当該公用車に搭載していたドライブレコーダーを確認したところ、市内の交差点で当該職員が赤信号無視をしているところが確認されました。
警察に報告し、ドライブレコーダーの確認、事情聴取、現場確認を行っていたところ、この職員の免許は令和元年11月に失効していることが4月18日(木曜)に判明しました。
この職員は、免許が失効していたことを認識していたにも関わらず、所属学校において令和2年度から5年度の各年度当初に実施された免許証の有効期限の調査について、虚偽の報告(計4回)をしていました。
また、毎年の会計年度任用職員の採用に必要な履歴書についても、令和2年度から6年度の間、普通自動車免許所持という虚偽の記載(計5回)を行っていました。
さらに、令和6年4月15日(月曜)、信号無視をする前の勤務時間中に、門川町の親戚宅を公用車で訪れ、私用を済ませる行為を行っていたことも判明しました。
なお、教育委員会ではすでに警察に通報し、今後の対応について協議を行っています。
2 当面の再発防止策について
- 市立学校職員全員の免許証の有効期限について、確認を行います。(取り急ぎ業務で車を運転することの多い職種については確認を終了しています。その他は現在確認中です。)
- 交通ルールの遵守についての研修を行います。
- 同種の会計年度任用職員の採用にあたっては、免許証の現認確認を行うとともに、免許証の写しを提出させます。
- 教育委員会公用車の運転日誌の記載様式のあり方、業務日誌の様式の見直し、校長、教頭の管理体制のあり方などを改めて検討します。
3 今後について
- 当該職員の道路交通法上の処分については、警察が判断することになることから、その判断を待ち必要に応じた対応を行います。
- 教育委員会において、非違行為の詳細を確認の上、厳正な処分を行います。
- 告発(虚偽の報告、公用車の不正使用等)についてはすでに警察へ相談をしています。今後その結果を受けて、告発に向け検討していきます。