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認知機能低下予測モデルの構築の研究実施について

印刷ページ表示 更新日:2021年11月1日更新

(2020年10月:問い合わせ先を修正、藤田医科大学に関する記述を削除)

 延岡市と国立循環器病研究センター循環器病統合情報センターでは、「自治体保有情報を活用する認知機能低下予測モデルの構築」の研究を行っています。この研究は、電話にて認知機能検査を実施し、加えて延岡市の国民健康保険レセプトデータ、後期高齢者医療レセプトデータ、介護保険レセプトデータ、及び延岡市が実施する健康診査等の情報を用いて、認知機能低下の予測モデルを構築する研究です。

 この案内をお読みになり、ご自身がこの研究の対象者にあたると思われる方で、ご質問がある場合、またはこの研究に「自分の情報を使ってほしくない」とお思いになりましたら、下記までお問い合わせください。ただし、すでに解析を終了している場合には、研究データからあなたの情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。

対象となる方

 2016年1月から2018年12月までの間に、延岡市にお住まいで国民健康保険または後期高齢者医療保険に加入していて、後期高齢者健診を受診し、延岡市から郵送された本研究参加募集に同意し返信にて参加を表明した方が本研究の対象です。

研究の背景

 日本において認知症及び軽度認知障害の患者数は65歳以上で約462万人と推定されています。認知症は発症すると治療・回復が困難なため、認知機能低下を早期に発見し予防につなげることが有効です。ですが、認知機能低下の検査を多くの市民・国民に実施するには、多大な費用と時間が必要となります。そこで、自治体が業務の一環として収集している既存の保健医療情報を活用し、小さな費用で認知機能低下を早期発見できる予測モデルを構築できれば非常に有用と考えられます。

研究の目的

 本研究の目的は、地域在住高齢者を対象に、自治体が収集する情報を活用する認知機能低下の予測モデルを作成することです。

研究の方法

 この研究は、厚生労働省・文部科学省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、国立循環器病研究センター倫理委員会の承認のもとに実施されます。本研究では電話にて認知機能検査を実施します。それに加えて、延岡市が保有する国民健康保険レセプトデータ、後期高齢者医療レセプトデータ、介護保険レセプトデータ、及び延岡市が実施する健康診査等の情報を用いて、研究を実施します。本研究は厚生労働省・文部科学省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従い個人情報を保護して実施します。例えば、分析を実施する際は使用するデータは匿名化処理を行います。研究結果は個人が特定できない形式で学会や学術雑誌等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと研究終了後10年間保存されます。ご不明な点は、下記までお尋ねください。

研究期間

 研究許可日~2022年12月31日

問い合わせ先(延岡市の問い合わせ先は下記担当課)

国立循環器病研究センター 予防医学・疫学情報部
上級研究員 尾形宗士郎 (研究責任者)
住所:大阪府吹田市岸部新町6-1 電話:06-6170-1070(代表)