みなさんこんにちは。市長の首藤です。
先日、東九州自動車道と九州横断自動車道の要望活動で上京してきました。行政と議会、民間の期成会6団体に、日南・串間の期成会も合流して大要望団となり、私が団長を務めました。
9月30日の午後には国交省と財務省を回りましたが、国交省では前原大臣、馬淵副大臣、長安、藤本政務官といういわば政治サイドのトップと、事務次官はじめ官僚サイドの幹部にお会いしてきました。財務省では当初は野田副大臣と大串政務官だけに面会の予定だったのですが、幸運にも藤井大臣にもお会いできて、充実した要望活動になりました。道路の要望活動はこれまで数えきれないくらい回を重ねてきていますが、このことで財務大臣が会ってくれたのは初めてです。
新政権になって以降、このような道路の要望活動は全国で初だったらしくて、マスコミもそういう意味で注目していたようです。「陳情の仕方は今までと違ったか。また、今後変わるのか。」という質問を各社から受けました。
今回の要望活動は、大臣、副大臣、政務官にお会いして訴えることを軸としつつも、従来どおり官僚サイドの幹部をまわっての要望もあわせて実施しました。新政権発足後の要望活動受入れのスタイルというものが先方も確立されていない中で、こちらとしても試行錯誤の活動だったといえるかもしれません。
実際、霞ヶ関は政治主導という方針のもとで動き始めているので、事務方では要望を受けても対応に困るというような状況が生まれているようです。今後、われわれとしてもどんな形で地方の実情と要望を中央に届ければいいのか、いろいろと知恵を絞っていく必要があると思います。
以前、道路特定財源問題で議論が沸騰したころ、藤井大臣(当時は民主党最高顧問)とは延べ2時間くらい、3回ほど激論を交わしたことがあって、今回お会いするなり、「首藤市長とはずいぶんケンカしたねえ。」といわれました。「大臣、あれはケンカじゃないですよ。」と言いますと、「ああそうだね。議論だな。」と笑って応じていただきました。
前原大臣も同じく、衆議院予算委員会史上初の地方公聴会で私が意見陳述人として委員の皆さんといろいろと質疑応答を交わしたことをよく覚えていていただいておりました。
こうした政治サイドの関係づくりと、要望の必然性を理解してもらうための理論形成が、今後さらに重要になっていくと思います。
いずれにしても、国としてはこのような大きな転換期を迎え様々な変化が見て取れます。それは我々地方自治体のあるべき姿をも変えていくことになるでしょう。地方分権という基本潮流の中、自らの知恵と努力でこの延岡の未来を切り開いていきましょう。
![]()