職員への市長メッセージ

2009年8月11日 地方の時代を支えるキーマンに

 皆さんこんにちは。市長の首藤です。

 先日のまつりのべおかはご苦労様でした。ばんば総踊りへの参加だけでなく、多くの職員の皆さんに様々な形で協力してもらいました。
 このまつりは市民ボランティアによって運営されるまつりです。当日のイベント実施に際してのみならず、まつり会場、花火大会会場の後片付けやごみ拾いにも多くのボランティアに参加していただいています。翌日の中央通りなどの片付けに佐伯市から参加してくれた方もいらっしゃいます。
 こうした善意に支えられているからこそ、まつりのべおかは素晴らしいのだと思います。

 さて、世間はすっかり衆議院選挙で熱気を帯びています。
 東国原知事や橋下知事の活躍もあって、今回の総選挙の論点の一つとして「地方分権」が意識されています。これを契機に本当の意味の「地方の時代」が訪れることを願ってやみません。
 ただ、権限と責任はセットですから、地方分権と同時に我々はそれに伴う責任をも負うことになります。ではその「責任」とは何かというと、分権の受け皿としての能力を高め、質の高い仕事をすることです。
 いま取り組んでいただいている事務事業評価なども、分権の受け皿強化の一環としてとらえていただければと思います。
 実際のところ、これまでのような全国画一の施策ではうまくいかないと誰しもが感じていることでしょう。例えば現在、30万人以上の圏域に消防本部一つという基準のもとに消防広域化が全国で進められていますが、大都市圏で効率化が見込める施策であっても、地方における状況も同じかといえば、必ずしもそうとは限りません。
 いつも申し上げている、いわゆる「攻め」の施策に関してはなおさら一律の進め方ではだめです。その地域の実情に応じた知恵と工夫、そして情熱が欠かせません。
 加えて申し上げれば、各地での成功事例などを見ると、そこには必ずと言っていいほどキーマンが存在しています。由布院をここまでにしたのは3人の若手旅館経営者だったといいますし、長崎のオランダ村やハウステンボスを立ち上げたのは一人の町役場元職員でした。
 そんな大きなプロジェクトでなくとも、われわれの周りには様々なテーマがあふれています。手ごわい仕事もあればささやかな仕事もあるでしょう。それぞれの仕事を自らがぐいぐい引っ張っていくようなキーマンに、ぜひ皆さん自身がなっていただきたいと思います。皆さんの情熱こそが、現場での知恵と工夫を生み、プロジェクトを成就させるのだと信じます。