職員への市長メッセージ

2009年2月27日 延岡モデルのプレミア商品券

 地域医療問題が重大な局面を迎えています。また、定例市議会も開会となり、年度末をも控えて皆さん大変だろうと思います。国政も混乱を極めていますが、われわれは山積する課題に全力で当たって行きましょう。

 さて、定額給付金対策室を設置しました。
 二次補正予算関連法案が国会を通過し次第、具体的な手続きが可能となるわけですが、金融機関のソフト開発のスケジュールなども絡んで新年度に支給がずれ込みそうな気配です。

 ところで、この定額給付金支給に併せてプレミア付き商品券を発行する予定の自治体がかなりの数に上ります。せっかくの景気刺激策だから、プレミア分として自治体の予算も計上し、地域内のお金の循環につなげようという目論見です。
延岡市においては、すでに発表した「元気のべおか商品券」がこのプレミア商品券にあたりますが、市の予算としては100万円を充てるに過ぎず、他市のような大きな金額で実施はしないのかと聞かれることがあります。
 実は、この「元気のべおか商品券」の企画が煮詰まる前の段階で、商店街、商工会議所等と協議を重ねる中で、当然ながら同様の発想がありました。しかし、「ドンと大きな規模でプレミア商品券を売り出してみても、どれほどの効果があるかについては疑問も残る。むしろ、商店街に実際に市民が足を運んでもらえるような仕掛けづくりが重要だと思うので、商品券を使ったイベントを企画するなど、手間をかけた実効性の高い取り組みにしたい」旨の結論を商店街からいただきましたので、市としてもこれを受け、いわば延岡モデルといえるような商品券構想にしようということになって、考え方が一致したところです。
 「元気のべおか商品券」はすでに新聞でも記事になったように、定額給付金より時期的にはずいぶん先行して実施します。これは実験的な意味もあって、いい結果が出るようなら今後も複数回にわたって実施をする予定にしていますし、場合によっては定額給付金支給に対応して商品券の規模を拡大することもやぶさかではありません。
 どうせやるなら、実効性の高いやり方が望ましい。これはほかの事業にも言えることだと思いますし、そこに知恵の出し甲斐があるのだと思います。
 それに、横並びの発想で仕事をしても、あまり面白みはありません。特にこうした商店街の活性化策なんていうのは、仕掛ける方も刺激があってワクワクするくらいの企画でないといけないと感じます。

 行政の仕事は「粛々とこなす」式の仕事がどうしても多いのですが、面白くやれる仕事は徹底して面白くしていきましょう。それがいわゆる「お役所仕事」を超えることでもあり、市民に喜ばれる結果となるのであれば最高です。