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市内で初めて!ひなたGAP認証取得

問合せ:農業畜産課 Tel.22-7018 

きゅうりを生産している夏田町の遠田祐星さんと、お茶を生産している北方町曽木の甲斐義之さんが、延岡市内で初めて、宮崎県内では4、5番目となる「ひなたGAP」認証を取得しました。

GAPって何?

皆さんは、GAPと聞いて何を思い浮かべますか?

農業分野では、農業生産工程 管理を意味する「Good Agricultural Practice」の頭文字をとってGAPと呼んでいます。

GAPは、農産物(食品)の安全確保や環境保全、労働安全などに関する取り組み状況を、記録簿などで確認しながら改善し、持続可能な、より良い農業経営を実現するための取り組みです。 

ひなたGAP認証制度

ひなたGAP認証制度は、野菜や果樹などの青果物や米、茶、花き、きのこ、たけのこを対象に、県が定めるGAP基準書に基づいた取り組みが実践できていることを県が認証する制度です。

東京オリンピック・パラリンピック(東京オリパラ)の食材調達基準を満たしているため、認証を取得すれば、東京オリパラに農産物を提供できます。

また、JGAPなど民間のGAP認証を参考にしているため、民間のGAP認証にチャレンジする人の第一歩として活用できます。

10月1日現在、県内では6件認証されています。

認証書交付式

▲(写真左から)甲斐義之さん、遠田祐星さん
▲(写真左から)甲斐義之さん、遠田祐星さん

9月4日(火曜)、ひなたGAP認証の交付式が県総合庁舎で行われ、遠田祐星さんと甲斐義之さんの2人が交付を受けました。

審査会でチェックする項目は「生産計画を立て、その計画に基づいた取り組みを実践している」 「肥料・農薬の管理・使用について記録している」などの項目があり、内容や項目数は生産物によって変わります。

審査会当日は、東臼杵農林振興局と宮崎県農業経営支援課の3人の審査員などが、チェック項目をクリアしているかどうかの聞き取りや現場確認を行い、審査の結果、2人ともにひなたGAPの認証取得となりました。

ひなたGAP認証取得支援します!

興味のある方は、農業畜産課までご相談ください!農業畜産課太田 圭一 (おおたけいいち)さん

興味のある方は、
農業畜産課まで
ご相談ください!

農業畜産課
太田 圭一
(おおたけいいち)
さん

市では、 「環境にやさしい農業等普及支援事業」を行っており、ひなたGAP認証取得を目指す生産者を支援し、安心安全な農産物の振興を図っています。

■補助金額

対象経費の3分の2(上限10万円)

■対象経費

必要な管理用備品の購入経費や認証取得後の販売促進経費など

■補助対象者

市内に住所を有しており、市内で農林産物を生産する個人、若しくは、個人が共同管理により生産を行う任意組織または法人

※補助対象者が組織の場合は、対象とする農林産物に係る統一的な生産出荷基準を定め、当該基準の遵守を管理する事務局を有することが条件となります。

遠田 祐星(とおだゆうせい)さん(36)

遠田さん
ビニールハウスで指導員と
作業確認を行う遠田さん

「農業を仕事にとは元々考えていませんでした」と話す遠田さんは、今年で就農8年目を迎えます。

「以前の調理関係の仕事と、ワーキングホリデーでの農業体験で、農業に対する漠然とした思いはありました。延岡に帰郷して、祖父が持っている田んぼを見た時に、自分が田んぼを守らないといけないという思いから就農に踏み切りました」と農業を始めるまでの歩みを振り返ります。

現在ビニールハウス2棟できゅうりを生産している遠田さんは「きゅうりはデリケートで毎日見続けていないとすぐにダメになります。手がかかる分、うまくいった時の喜びが大きいです」と話します。

栽培の難しさをきっかけに「作業工程を丁寧にしたいなという思いを持ってました。ちょうどその時、ひなたGAPの話を聞いて、取り組みを始めました」と話す遠田さんは、昨年 10月頃からひなたGAPの認証取得に向け準備を進めてきました。

「GAP認証で、農作物がトータルで見て安心・安全だよと言えるようになったことが大きい」と話していました。

遠田さんは、従業員4人に加え、新規就農を目指す研修生を1人受け入れています。「人が増えればもっと農業が楽しくなると思います。延岡の農家を増やして、将来は、延岡全体で農業を盛り上げていきたいです」と語ります。地域の中学校での農業の講演や職場体験学習の受け入れなどを行い、将来に向けた取り組みを行っています。

甲斐 義之(かいよしゆき)さん(62)

茶園で肥料の散布を行う甲斐さん
茶園で肥料の散布を行う
甲斐さん

甲斐義之さんは、県外の建設会社に勤めた後、実家の農業を継いで今年で 35年を迎えます。

「一生懸命作ったお茶を、『おいしかったよ』と言ってくれる声が届くと嬉しい」と話す甲斐さんは、妻のまち子さんと一緒に、繁忙期には3人の娘や娘の夫たちに手伝ってもらいながらお茶を生産しています。

「家族だから助け合うことができ、遠慮がいらず無理がきく。長年一緒にやってきた中で、お互いの役割も自然に分かってくれる。これまで続けてこれたのは家族のおかげ」と家族経営の良さを話します。

甲斐さんは関係機関と協力しながら生産に取り組む中で、ひなたGAPの話を県や市の職員から聞き、取り組んでみようかと思ったとのことでした。

「これまで経験や勘でやっていたことをチェックリストにまとめることが一番難しかった。書類作成を娘が手伝ってくれて助かった。認証を励みに、安心・安全なお茶作りに精進していきます」と振り返ります。

「これからは、地区の後輩がひなたGAP認証取得に向けて取り組むので、手伝いをしていきたい。

地域で取り組んで、地域の盛り上がりに繋がれば」と地域を大切に思う甲斐さん。地域のお茶の生産組合役員なども務めながら、家族や地域の人たちと一緒になって、地域の発展のために精力的に取り組んでいます。

 



担当課 農林水産部 農業畜産課
住所 本庁舎3階(882-8686 延岡市東本小路2番地1)
電話番号 0982-22-7018
FAX 0982-21-6204
メールアドレス noutiku@city.nobeoka.miyazaki.jp
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