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特集「未来につなごう 私たちの延岡城跡」

通称「千人殺し」

はじめに

400年以上の歴史を誇る延岡城跡

延岡城は、初代延岡藩主の高たかはし橋元もとたね種によって、慶長8年(1603年)に築かれました。

当時のまま残されている石垣や、ヤブツバキ群など延岡の歴史や自然が詰まった延岡城跡(城山公園)は、長年にわたり市民の憩いの場として親しまれています。

今回は、現在、市が取り組んでいる景観整備事業の現状や調査によって明らかとなった延岡城跡の魅力をご紹介します。

見えてきたさまざまな課題

市では延岡城跡の景観整備に関する方針を策定するため、平成27年11月、「城山公園城跡景観等有識者会議」を設置しました。

有識者会議からは、昨年12月に、石垣群の保全や地震などの自然災害に対する備えなど、今後の景観整備などにおいて、解決すべき課題や取り組みに関する提言がなされました。

城跡として、市民が延岡の歴史を感じるとともに、歴史的価値の高い石垣を、今後どのように保存するかなど、城山公園(延岡城跡)景観整備に向けた取り組みが進められています。

見えてきたさまざまな課題

腐朽し、幹が空洞になった樹木。
※伐採した樹木の一部は、太鼓などに再利用する予定です。

石垣に影響を与えている樹木。
樹木の根により、石垣が外側に膨らむ「はらみ」などの変状が生じ ている。
樹木に覆われた延岡城跡。
城跡であることが認識されにくくなっている。(平成27年7月撮影)

「ここが凄い!延岡城跡」専門家が語る魅力

1 九州屈指の石垣

延岡城跡にある本丸北面・西面の高石垣(通称「千人殺しの石垣」)は、高さ約19メートルで、熊本城宇土櫓やぐら台石垣、小倉城天守台石垣などと並んで九州でも有数の規模を誇ります。(市川氏)

2 石垣の多様な構築技術

延岡城跡の石垣は場所によって、石材、積み方、勾配(傾き)などに違いがあります。これは、江戸時代の各時期で石垣構築技術が異なるためで、延岡城跡では、一つの城で石垣技術の変遷をみることができるという、高い価値を持っています。(市川氏)

3 良好な保存状態

市街地の真ん中にありながら、城の中心部分がよく残っている点や、石垣や城の出入り口から、かつてどのように守りを固めていたかが分かる保存状態の良い城跡です。(千田氏)

4 県内で群を抜く存在

延岡城は、織田信長・豊臣秀吉の城造りに由来した近世城郭で、県内で唯一の近世城郭です。(千田氏)

※当記事は、平成27年5月に行われたシンポジウム「時を越え今甦る延岡城」での奈良大学学長・千田嘉博(せんだよしひろ)氏の講演や、佐賀県教育庁(元佐賀県立名護屋城博物館学芸員)の市川浩文(いちかわひろふみ)氏による調査報告書を もとに、作成しました。

ここが凄い!延岡城跡
緩やかな反りを持ち「算木積み」技法で築かれている 上部と下部で積み方が異なる石垣は、城の構築や修復時期を知る手がかりとなる 「見せる石垣」として表面を丁寧に整え 「布目積み」技法で築かれている

そうだ!城山へ行こう。

延岡城跡お散歩MAP
延岡城跡お散歩MAP (PDFファイル)

あなたのもっと知りたい!に応えます-講演会のお知らせ-

延岡城跡を専門家が分かりやすく解説するほか、文化課職員が石垣調査 の現状を報告します。※申込不要

日時

3月19日(日曜)13時30分~受付

14時~16時40分

場所

市役所2階 講堂(定員160人)

講演1

題名:延岡城跡石垣調査の報告

講師:文化課 高浦 哲(たかうらさとし)主査

講演2

題名:「城石垣を楽しむ-その美と 伝統技術-」

講師:佐賀県教育庁文化財課(元佐賀県立名護屋城博物館学芸員) 市川 浩文(いちかわひろふみ)氏

 

⇒ 城山の魅力=延岡の宝 宝を未来につないでいくために

問合せ

都市計画課 Tel.22 - 7022



担当課 都市建設部 都市計画課
住所 本庁舎4階(882-8686 延岡市東本小路2番地1)
電話番号 0982-22-7022
0982-22-7046(公園関係)
FAX 0982-31-3186
メールアドレス toshi-k@city.nobeoka.miyazaki.jp
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