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第14回若山牧水青春短歌大賞 佳作入選作品

第14回若山牧水青春短歌大賞

佳作入選作品(小学生の部)

番号佳作入選作品氏名都道府県市町村学校名
1 いしのしたきれたしっぽがうごいてるぼくからにげたさっきのとかげ 桑田 健太郎 岐阜県 郡上市 郡上市立大和第一北小学校1年
2 ひきざんをずっとしてたらたしざんもついついひきざんこたえがおかしい 本多 珠々奈 岐阜県 郡上市 郡上市立大和第一北小学校1年
3 きにまいたへびのぬけがらひっぱったくねくねながいおおへびのよかん 三輪 倫士 岐阜県 郡上市 郡上市立大和第一北小学校1年
4 少しずつ修学旅行の準備する記名・荷づくり小さな楽しみ 長山 佳加 福岡県 久留米市 東国分小学校6年
5 なつやすみプールにいっておよいだらはなからみずがくちからみずが 森下 飛鳥 長崎県 長崎市 長崎市立戸町小学校2年
6 おねえちゃんと二ほんのスプーンでつつきあうなつのしろくまおいしいな 有馬 秀弥 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立中山小学校1年
7 イモガラの葉っぱもついたくきを持ち妹と二人歩く夕暮れ 松山 結香 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立名山小学校5年
8 出張に行く前父さんそれぞれにそれぞれのことたのんでいく 米森 一乃真 鹿児島県 南さつま市 南さつま市立加世田小学校5年
9 つながったすなのトンネル四人の手しばらくみんなはなさない 桶田 順動 鹿児島県 大島郡宇検村 宇検村立久志小学校5年
10 サッカーに心うばわれはや五年まだまだいくぞ原口弦輝 原口 弦輝 鹿児島県 伊佐市 伊佐市立菱刈小学校6年
11 なんてんの木の中のすにひな二ひきまいにち見たよじいちゃんとぼく 駒水 公平 鹿児島県 枕崎市 枕崎市立別府小学校3年
12 赤とんぼ夕日の色とかさなってつれてかれそう夕日の中に 山床 樹莉亜 鹿児島県 志布志市 志布志市立野神小学校6年
13 パラソルが飛ばされていったその道を夏が走って追いかけていく 上村 萌々香 宮崎県 宮崎市 宮崎大学付属小学校6年
14 目の前にとんぼが一匹飛んできた気づかぬうちに無数のとんぼ 西川 空来 宮崎県 宮崎市 宮崎市立広瀬北小学校6年
15 夏の海深海魚に会いたくて泳ぐぼくにも夢があるんだ 深江 智生 宮崎県 串間市 串間市立 大束小学校6年
16 きもだめし夜は墓場で歩き回るこわいと思うとゆうれいが出る 菊池 綾乃 宮崎県 日向市 日向市立富高小学校5年
17 こうえんのじゃぐちを見るとひねりたいひねるとのみたいこうえんの水かな 福谷 悠河 宮崎県 日向市 日向市立富高小学校5年
18 柿の木にたべごろの実がなっていてねらっているぞ黒い軍団 黒木 涼花 宮崎県 東臼杵郡美郷町 美郷町立美郷南学園6年
19 友達が新しい町行くころはすず虫たちもさびしくなくよ 濱西 菜々子 宮崎県 延岡市 延岡市立延岡小学校4年
20 走るんだただひたすらに走るのよこれがきそだわ陸上部だわ 渡部 めぐみ 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校6年
21 むかえ火のけむり見ているおとうとが去年とちがうねてんごくの場所 牧野 彩寧 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校6年
22 おじさんちちょうちんたくさんぶらさがりはつぼんむかえ人が集まる 百合園 星斗 宮崎県 延岡市 延岡市立旭小学校6年
23 ペルセウスみんなみたけどぼくねてたていぼうのかぜすずしかったよ 渡辺 駿 宮崎県 延岡市 延岡市立西小学校2年
24 うちの鳥いつも何かをしゃべってる何を思っているか知りたい 徳永 光希 宮崎県 延岡市 延岡市立方財小学校4年
25 空はなぜ青くなったり暗くなるのかなぼくはふしぎでたまらない 斉藤 魁竜 宮崎県 延岡市 延岡市立東海小学校5年
26 夏の雲もりもりしてて強そうだ雨がふりそう大きいからだ 宇都宮 雄飛 宮崎県 延岡市 延岡市立黒岩小学校3年
27 はこの中土と木をいれえさをあげはじめてかった小さいカブト 矢野 海地 宮崎県 延岡市 延岡市立伊形小学校2年
28 あさ5時に起きてくさとりぼくよりもせがたかいのでたいへんでした 柳田 隆史 宮崎県 延岡市 延岡市立北方小学校3年
29 どんぐりをたくさん拾うどうしようどんぐりゴマを作るとしよう 西村 翔 宮崎県 延岡市 延岡市立北方小学校6年

佳作入選作品(中学生の部)

番号佳作入選作品氏名都道府県市町村学校名
1 おにやんま窓に頭をぶつけては夏が来たよと教えてくれる 梅津 美咲 福島県 いわき市 いわき市立 玉川中学校3年
2 君宛のメールはいつもそっけなくアピールしてないことをアピール 河西 優弥 東京都 品川区 品川区立 荏原第五中学校2年
3 この気持ちあなたにしってほしいけどもっとしりたいあなたの気持ち 金枝 真生 東京都 品川区 品川区立 荏原第五中学校2年
4 文化祭今から入れる一筆が私の絵の決めてになる 日置 さくら 東京都 新宿区 学習院女子中等科2年
5 穏やかな笑顔で降りた電車には青空色の傘を残して 山田 真央 東京都 新宿区 学習院女子中等科3年
6 ぐんぐんと伸びろ伸びろと願うのはフウセンカズラと私の前髪 芦沢 紬希 東京都 新宿区 学習院女子中等科3年
7 とろとろと寄せてはとける漣に閉じ込められた誰かの砂浜 山本 恵 東京都 新宿区 学習院女子中等科3年
8 野球部の体重増やす宿題が実は一番むずかしい夏 寺井 健人 東京都 練馬区 早稲田大学高等学院中学部1年
9 大好きな航空無線わかるのに英語のテストなぜかわからん 曽我部 陽哉 東京都 練馬区 早稲田大学高等学院中学部1年
10 好きな歌いつものように歌えないいよいよ僕も声変わりした 髙杉 優太 東京都 練馬区 早稲田大学高等学院中学部1年
11 今までにいろいろあったと思わせる短かくなったスカートのほつれ 姜 咲香 神奈川県 横浜市 神奈川朝鮮中高級学校2年
12 お迎えの私の前を妹のいちごの靴が跳ねる帰り路 有山 佳歩 千葉県 千葉市 千葉市立 稲毛中学校2年
13 昨日まで気づかず過ぎた曲がり角りんごの花が青空に咲く 山城 礼子 千葉県 千葉市 千葉市立 稲毛中学校2年
14 秋寒の世で一息をつく二人思い出にするこの寒ささえ 本田 崇真 埼玉県 川越市 川越市立 福原中学校3年
15 どこからか憂鬱になる秋の朝いちょうを眺め本音をしまう 坂井 美友 静岡県 浜松市 静岡県浜松市立 西部中学校2年
16 真夜中にこっそり家をぬけだして朝とは違う道を歩いた 平野 響 静岡県 浜松市 静岡県浜松市立 西部中学校2年
17 自暴自棄自縄自縛で四苦八苦自問自答で心機一転 本谷 優果 愛知県 西尾市 西尾市立 西尾中学校2年
18 母亡くし初めてわかる大切さ母のまねして作る弁当 松川 麗奈 愛知県 名古屋市 名古屋市立 港南中学校2年
19 君の見る世界に少しはいれたらなんてすてきなことなのだろう 入谷 心 京都府 京田辺市 京田辺市立大住中学校2年
20 ソーダからコーラにかわる街の色しゅわしゅわとけてく夏の思い出 山澤 舞莉奈 京都府 京都市 立命館中学校2年
21 蘇芳花優しい嘘で守ろうと大切なもの引替えにして 張 文叡 京都府 京都市 立命館中学校3年
22 夢の中出てきた人に問いかけるあの日なくした物の在り処を 平井 優奈 京都府 京都市 立命館中学校3年
23 いつまでもどこへ行ってもついてくる四十一度蜜のような熱 佐藤 成美 京都府 京都市 立命館中学校3年
24 文庫本やたら読みたいテスト前いつもは机の地層なのに 谷田 麻依 京都府 向日市 京都府向日市立 寺戸中学校2年
25 草原が風にゆられてそよそよと恋しさだけがただすぎていく 植野 真輝 京都府 向日市 京都府向日市立 寺戸中学校2年
26 ふと空を見上げてみれば丸い月気をぬいてると吸いこまれそう 菅 史菜 広島県 福山市 福山市立 幸千中学校2年
27 一日目流れはわかるがどうすればいいかわからずただ立っていた 五郎丸 亮 広島県 廿日市 廿日市市立 大野中学校2年
28 自動車の洗車が終わり見えたのは車に写るぼくらの姿 田村 大成 広島県 廿日市 廿日市市立 大野中学校2年
29 働いた後のごはんはいつもと違う味がしたからびっくりした 上本 麻衣 広島県 廿日市 廿日市市立 大野中学校2年
30 朝早く輝いているグラウンドしまい忘れたサッカーボール 藤岡 直己 徳島県 吉野川市 吉野川市立 鴨島第一中学校2年
31 輝ける海の男の横顔は麦わら帽子の影でさえぎる 近藤 千稀 高知県 高知市 土佐女子中学校2年
32 「おはよう」と声をかけたら「おいしい」と言葉を返すモモイロインコ 古澤 綺羅 福岡県 福岡市 福岡女学院中学校1年
33 海の手がずんずんずんずん近づいてざばあんといって戻っていった 内田 咲希 福岡県 福岡市 福岡女学院中学校3年
34 雨の日の図書館ちょっといつもよりかしこいにおいがしてくる気がする 今村 早紀 福岡県 久留米市 久留米市立 櫛原中学校3年
35 蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊蚊かゆすぎる 井上 翔 福岡県 八女市 八女市立 立花中学校3年
36 今書いたこの文字ってばおもしろいいったいだれがつくったのだろ 佐藤 美穂 福岡県 大牟田市 大牟田学園大牟田中学校2年
37 本当は鉛筆だって嫌なんだ体をぎせいに役割果たすの 松田 佑吏 福岡県 朝倉市 朝倉市立 甘木中学校2年
38 花びらが奇数の花を探すまで私の心は片想い 安岡 万気 福岡県 朝倉市 朝倉市立 甘木中学校2年
39 テレビなどで死ぬのをみたら不安になる自分が死んだらどうなるだろうか 則松 秀平 福岡県 朝倉市 朝倉市立 甘木中学校2年
40 「またね」って言ったら少し悲しくて石蹴飛ばして帰ったよ昨日 氏田 珠美子 長崎県 佐世保市 佐世保市立 早岐中学校2年
41 真夜中をきれいに照らす秋の月優しくなれと自分に告げる 吉里 友 熊本県 熊本市 熊本市立 西山中学校2年
42 夏休みごはんの準備していたら窓の網戸につくつくぼうし 田北 明 大分県 竹田市 竹田市立 久住中学校2年
43 奈良のシカ一ぴきぽつんとうごかないずっと見てたらくしゃみした 福田 文江 大分県 佐伯市 佐伯市立 宇目緑豊中学校2年
44 どこからか白い花びら運ばれて散歩の犬の頭にとまる 神田 竜太 鹿児島県 出水市 出水市立 高尾野中学校1年
45 かさなるとドキドキするよ影法師部活帰りにはなれて歩く 伊堂寺 珠萌 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立 長田中学校2年
46 セミの声しだいにやんで日がくれて勤めの母はもうすぐ帰る 福永 尚明 鹿児島県 鹿屋市 鹿屋市立 高隅中学校1年
47 単身の父の電話にぼくがまだ知らない町のもの音まじる 福永 光洋 鹿児島県 鹿屋市 鹿屋市立 高隅中学校3年
48 聞いていた音楽雨でかき消されそんなときこそ雨音をきく 春口 彩香 鹿児島県 南さつま市 南さつま市立 加世田中学校2年
49 ホルンはね丸くて太い音色だよみんなの音を包み込みます 永田 梨紗 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立 松元中学校2年
50 ロケットが打上げられる種子島行ってみたいな母の古里 野守 健太 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立 松元中学校2年
51 ホウセンカとびちる種で思いだす双子のいとこ今は何を 谷之口 実夕 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立 松元中学校3年
52 校庭にはいる光が消えていくもうすぐ夏がおわりのように 濵田 楓子 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島市立 松元中学校3年
53 逃げ水を夢中で追ったあの頃を飛び越え走る海はまだ先 上笹 詩織 沖縄県 島尻郡与那原町 与那原町立 与那原中学校1年
54 夏祭りイチゴにレモンブルーハワイ友と見せ合う舌の色 山入端 聖 沖縄県 那覇市 那覇市立 石嶺中学校2年
55 ふでばこはどうしていつもめをあけてこっちをみてるのきんちょうするよ 末吉 りえ 宮崎県 宮崎市 宮崎市立 広瀬中学校2年
56 話すこと見つからなくて自転車を押してゆくのは僕と友達 石原 直樹 宮崎県 都城市 都城市立 山田中学校2年
57 工事中じゃりじゃり道を父と行く夏の終わりの虫の声を聞き 日髙 綾乃 宮崎県 東諸県郡国富町 国富町立 八代中学校2年
58 あの雲はこれからどんな人たちの上を通って行くのだろうか 岩切 理 宮崎県 延岡市 延岡市立 南中学校2年
59 蓮の葉に朝露降りて転がって行ったり来たり今日も暑い 山崎 晴貴 宮崎県 延岡市 延岡市立 南中学校2年
60 ざあざあと青がゆれてるざあざあと暑いひざしと肩をならべて 内山 杏夢 宮崎県 延岡市 延岡市立 南中学校1年
61 隣でも遠く感じるこの距離をぶつかる傘のせいにしていた 日高 南 宮崎県 延岡市 延岡学園高等学校尚学館中学校3年

佳作入選作品(高校生の部)

番号佳作入選作品氏名都道府県市町村学校名
1 ひとりきり人混みに揺れる帰り道覚えたばかりの歌詞口ずさむ 加藤 菜々 秋田県 潟上市 秋田県立 秋田西高等学校2年
2 「けど」よりも「のに」の中には突きはなしきれぬ優しさ含まれており 山下 梓 東京都 千代田区 女子学院高等学校2年
3 富津市は何もない古墳しかないでも僕はここが好きだ 平野 敦也 千葉県 木更津市 志学館高等部2年
4 また今日も休んだ君を思いつつ丁寧になる私のノート 石田 華淑 千葉県 木更津市 志学館高等部2年
5 博識な君の頭は箱階段私の心は螺旋階段 戸村 唯 千葉県 木更津市 志学館高等部2年
6 終わったぞ期末考査は終わったぞゆっくりゆっくり林檎を剥こう 栗原 明日香 茨城県 結城市 茨城県立 結城第二高等学校2年
7 先生の話が長い金曜日すずかけの木の葉っぱ数える 長濱 有香 茨城県 結城市 茨城県立 結城第二高等学校1年
8 月並みに焼けつく様なとつぶやけばなお暑さ増すアスファルトの道 桐原 宣幸 茨城県 水戸市 茨城県立 盲学校 高等部1年
9 そよそよと木の葉がゆれる夕暮れを君におくろう短い詩にして 萩原 敏彰 群馬県 高崎市 群馬県立 高崎北高等学校2年
10 想い告げず遠く離れた君に送る少し早目の残暑見舞いを 木暮 晃宏 群馬県 高崎市 群馬県立 高崎北高等学校2年
16 帰り道一番星と飛行機雲点と直線距離が知りたい 山本 真未 山梨県 韮崎市 山梨県立 韮崎高等学校2年
11 失敗を曇り空になすりつけ帰りを急ぐ卑怯な私 中田 璃子 岐阜県 飛騨市 岐阜県立 飛騨神岡高等学校2年
12 数式は数字にあらず言葉なり先人達が残した言葉 藪田 康誠 富山県 高岡市 富山県立 高岡工芸高等学校3年
13 モーメント僕の心が揺れ動く物理をするかゲームをするか 茶木 厚誌 富山県 高岡市 富山県立 高岡工芸高等学校3年
14 喉の奥トゲトゲしたのが引っかかりほんとの気持ちは吐き出せぬまま 横山 脩平 三重県 津市 三重県立 津高等学校1年
15 夏祭り人の少ないこの通り一緒に語ろうこれまでのこと 谷郷 諒哉 三重県 津市 三重県立 津高等学校1年
17 努力だけでは届かぬ夢があることに気がついた夏道のにげみず 西村 亮杜 三重県 津市 三重県立 津高等学校1年
18 蝉取りを教えてくれたおにいちゃんいつか会えたら何を話そう 岩田 沙也 三重県 津市 三重県立 津高等学校2年
19 ラケットと水筒タオル勉強道具俺までのせて走る自転車 小嶋 峻誠 三重県 津市 三重県立 津高等学校2年
20 ソロを吹くその瞬間の一呼吸少し頷く指揮者と目が合う 松田 成仁 三重県 津市 三重県立 津高等学校2年
21 紫のコスモス揺れる法隆寺風に揺られて右へ左へ 田辺 恵実 大阪府 大阪市 明浄学院高等学校1年
22 月見祭ふとん太鼓のふさがゆれ村や神社をかついでまわる 福元 美月 大阪府 大阪市 明浄学院高等学校1年
23 金木犀風に揺れゆれ帰り道君との会話少し途切れて 佐野 愛実 京都府 京都市 立命館高等学校1年
24 ひまだから太陽まぶしい昼の中日傘を差してひとり道行く 佐藤 諒 京都府 京都市 立命館高等学校1年
25 試合では負けてしまったユニフォームゴシゴシ洗い空高く干す 中村 藍里 徳島県 徳島市 徳島県立 城東高等学校2年
28 どうしても習得できない微積分簡単じゃんかと君が笑った 玉田 小雪 福岡県 福岡市 修猷館高等学校3年
29 いつもなら消しごむ投げてくる君が頭ぽんぽん「頑張れよ、なぁ」 上村 紗羅 大分県 別府市 大分県立 別府支援学校 高等部3年
26 冬工場かじかんだ手で作業する溶接の火であたたまりながら 下吹越 賢 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島県立 鹿児島工業高等学校3年
30 冬の夜雪がつもってさむくなり回りの景色が狭くなっている 久保 観丸 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島県立 鹿児島工業高等学校3年
27 負けるかもたった一度の感情が悪い結果につながっていく 井上 大輝 鹿児島県 鹿児島市 鹿児島県立 鹿児島工業高等学校3年
33 しめきり前友人と残る美術室ふと外見れば月が見えてた 甲斐 瑛理子 宮崎県 宮崎市 宮崎県立 宮崎北高等学校2年
34 集合写真君の隣になったから肩がふれてうまく笑えず 鈴木 明美 宮崎県 宮崎市 宮崎県立 宮崎北高等学校2年
35 試験でも職人技でも同じこと多大な努力に一瞬の披露 長嶺 宏士朗 宮崎県 宮崎市 宮崎県立 宮崎西高等学校1年
36 夏休みガッチリ埋まった予定表果たしてみるとさびしいものだな 黒木 義喜 宮崎県 宮崎市 宮崎県立 宮崎西高等学校1年
31 誰もほめてくれはしないこんな毎日でも走り続けることしか出来ない 安藤 つぐみ 宮崎県 児湯郡高鍋町 宮崎県立 高鍋高等学校3年
32 髪の毛を結び直した帰り道通りすぎてく君と自転車 戸髙 芙弓 宮崎県 西臼杵郡高千穂町 高千穂高等学校2年
41 学校のべランダから見る町のけしきあんな道もあったんだなぁ 甲斐 友佳子 宮崎県 西臼杵郡高千穂町 高千穂高等学校2年
42 日常で「7」の数字を見るたびに思い出してたあなたの背中 今村 晴菜 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡高等学校1年
37 次々と変化していく環境を見上げて進む僕は青虫 吉住 南保 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡高等学校1年
38 勉強が終わり机の電気消すいつもの月が今日は見えない 荒木野 みちる 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡高等学校2年
39 ダムダムとゴールに向かう貴方の姿向日葵みたいで大好きです 佐藤 未来 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡高等学校2年
40 帰り道「月が綺麗」とつぶやいた漱石好きのあなたの前で 藤田 光 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡高等学校3年
43 透明のペットボトルとドキドキを君にわたしてベンチに座る 藤岡 宏樹 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡工業高等学校2年
44 島野浦いつでも海に飛び込めた気付けばそれは特別なこと 岩切 碧 宮崎県 延岡市 宮崎県立 延岡工業高等学校1年
45 秋風がすき間を通ってやってくるあなたを通ってわたしのところへ 溝口 智弘 宮崎県 延岡市 延岡学園高等学校 尚学館高等部1年
46 お祭りの明かりが照らす人の影あの人たちはどこから来たのか 門田 拓也 宮崎県 延岡市 聖心ウルスラ学園高等学校3年

佳作入選作品(一般、大学・短大・専門学校生の部)

番号佳作入選作品氏名都道府県市町村職業・学校名
1 子沢山の父母の戦後のひたむきさ抜いても抜いても庭のカタバミ 畠山 みな子 宮城県 仙台市  
2 窓枠に工場夜景収まりてあぁいい絵だと我は思いき 加藤 正江 宮城県 仙台市  
3 はつなつの連絡通路を駆けてゆくあの子は髪の先まで光 浅野 大輝 宮城県 仙台市 東北大学二年
4 共学となりし母校の校歌には「やまとをみな」のそのまま残る 渋谷 史恵 宮城県 多賀城市  
5 ここからはひとりで生きるむかごたち母の黄葉は風吹けば消ゆ 川田 ひろ子 東京都 豊島区  
6 立ち食いのそばをかきこみ水を飲む今日も何かをごまかしながら 奥原 剛 東京都 豊島区  
7 ベーコンを焦がしたような夕焼けに向かって君はボールを投げる 岡部 美穂 東京都 八王子市  
8 はなびらのふまれて滲む石畳隠し通してゆくことのあり 島田 瞳 東京都 板橋区 東洋大学三年
9 リズムよくペダルを踏みし君の足ばかり見ており子犬のワルツ 髙橋 梨穂子 東京都 新宿区  
10 すこやかに老いを願いて孫三人風船かずら実りて弾む 中川 德子 神奈川県 大和市  
11 膝を病む農夫の古着着こなして細身の案山子鴉を見張る 栁川 維 神奈川県 秦野市  
12 木造の図書室の奥に仄白く浮きてゐたりき牧水の歌 鎌田 澄子 神奈川県 鎌倉市  
13 鈍行に乗り換えてより雪となりドア開くたび冬が乗り込む 見城 マサ子 神奈川県 相模原市  
14 のの字です閉じることなくあの人はのの字模様に埋もれて春 草野 理恵子 神奈川県 横浜市  
15 からっぽな私の中でからころと恋がころがる泣いてころがる 水野 真由美 神奈川県 横浜市  
16 柔らかき乳房のような雲間より雨こぼれくる母の故郷 国武 浩之 千葉県 柏市  
17 バス停でバス待つふりのこの恋を風が笑うよ雲よ助けて 鳥畑 泉 千葉県 船橋市  
18 分けもなく急ぐ気持ちがあったのだ三分待てずにカップメン食う 杉田 猛 千葉県 船橋市  
19 ホスピスの小窓のごとし夏は夏の冬には冬の絵はがきが来て 上中 直樹 千葉県 千葉市  
20 蟋蟀の鳴けば更けゆく秋の夜にしばし途切れる母との会話 鹿島 節子 茨城県 古河市  
21 ふらここの鉄のくさりに身をゆだね中空泳ぐ春の夕暮れ 小山 幸子 茨城県 古河市  
22 もう汽車の通ることなき引き込みの廃線レールにヒメジオン群れる 森 誠 茨城県 古河市  
23 猫柳を紙に包んで手渡せば猫になあれと撫でる幼な子 阿久津 孝子 茨城県 古河市  
24 若い父の面影さだかでなけれどもありあり浮かぶゲートルと軍靴 北島 清子   茨城県 結城市   
25 屋根おおふシート押さへる土嚢より芽生へてゑのころ草のそよげり 岩岡 正子 茨城県 筑西市  
26 麦秋に犬のしっぽはかがやいて実りのまえの穂波に揺れる 大林 京子 茨城県 結城郡八千代町  
27 心臓に焦がし砂糖のまといつくようなものです失恋なんて 山内 佳織 茨城県 つくば市 筑波大学二年
28 全集合呑み込んで僕はπになる空に隙間が見えない今日は 坂本 悠朔 栃木県 宇都宮市  
29 縞柄の巾着一つに一切の愚痴は括って母旅立ちぬ 松川 靖 埼玉県 鴻巣市  
30 手袋の片方我に与ふるはいかなる謎か三月の駅 吉村 健二 埼玉県 狭山市  
31 似たような男ばかりが目に入る見間違えたりするはずないのに 加納 舞子 埼玉県 所沢市  
32 かくれんぼしたまゝ帰らぬ人ばかり夏の祭りの賑わいのなか 登坂 正子 群馬県 沼田市下  
33 夏帽子チラリと見えた盆の暮れ自転車の鍵壊れたままだ 黒川 彩歌 富山県 射水市  
34 エフェソスの遺跡の道の先々に犬現れて我を誘へり 伊藤 弘子 愛知県 名古屋市  
35 縁結び縁切り神社のある京都秋のひとりは倍のさみしさ 米谷 茂 大阪府 泉佐野市  
36 熱帯魚のように浴衣の少女らが花火の夜の底を行き交う 八尾 美奈子 兵庫県 加古川市  
37 ねえアナタおふろあがりに水を飲むように私にくちづけしてよ 小橋 辰矢 岡山県 瀬戸内市  
38 電線と飛行機雲に囲まれた幾何学もようの空の面積 嶋司 香苗 岡山県 岡山市 岡山大学四年
39 「同窓会青山君も出るよね」と幹事の声の練習をする 時本 麻衣 岡山県 岡山市 岡山大学三年
40 黒髪に戻したきみと何事もなくすれ違う十二番講義室 今井 祥子 岡山県 岡山市 岡山大学二年
41 苦いだけのビールで涙をとめるためコンビにへゆく月がみている 利藤 早紀 岡山県 岡山市 岡山大学二年
42 君好きな無花果ジャムを作らむともぎとりし手に白き乳つく 草薙 登美子 香川県 仲多度郡まんのう町  
43 「進行は遅いようです」と医師に言はれ絹目の紙と筆を買ひたり 村田 昭典 佐賀県 伊万里市  
44 月面の一歩の如くまひのあしふみだしてゆく父のあし 河野 浩泰 宮崎県 串間市  
45 ヒロインが二人の男を行き来するドラマ観てをり二個目のアイス 毛利 寿美子 宮崎県 児湯郡都農町  
46 大瀬川見下ろす茶房にコカコーラはじめて飲みし十代の夏 黒木 幸子 宮崎県 西都市  
47 野あざみは群れずに咲くよひめじおんの無邪気な語らひ傷つけぬやう 小林 弘子 宮崎県 延岡市  
48 ざっくりと厚目に切ったカステラの底のざらめのほのかな安堵 今村 公子 宮崎県 延岡市  



担当課 教育委員会 文化課
住所 内藤記念館 (882-0822 延岡市南町2丁目1番地8)
電話番号 0982-22-7047
FAX 0982-34-6438
メールアドレス bunka@city.nobeoka.miyazaki.jp
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