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人と動物とが安心して暮らしていくために

最近、飼われていた動物が捨てられたり、虐待されるなどの悲しい事件が多く発生しています。一方で、飼い主の無責任な飼い方により、近所の人たちとのトラブルが多く発生しています。人と動物とが安心して共に暮らしていくために、どうすれば良いか考えてみましょう。

命の大切さを考える

近年、少子高齢化や核家族化が進む中、家族の一員として、動物を飼う家庭が増えています。その一方で、心ない飼い主による動物の遺棄や虐待、近隣とのトラブルなど、多くの問題も発生しています。

平成18年度、延岡保健所に引き取られた犬の数は136頭、また捨てられたことなどにより保護された犬の数は149頭にのぼりました。

このうち、飼い主が迎えに来たり、里親が見つかったりした犬は35頭、それ以外の犬たちには「処分」という悲しい運命が待っています。

飼い主が保健所に犬の引き取りを依頼する理由は、「引っ越す」「大きくなった」「病気になって治療するお金がない」「子犬が生まれた」など、飼い主の勝手な都合によるものがほとんどです。

心ない飼い主のために、動物がどう扱われているのか、命の大切さについて、改めて考えてみましょう。

動物を飼う前に

動物を飼うには、その本能や習性を理解したうえで、次のようなさまざまな条件を考えてみましょう。

  • 飼育に適した場所があるか。
  • 毎日の世話(餌や散歩)ができるか。
  • 病気になったときに治療を受けさせてあげることができるか。
  • もし、子犬や子猫を望まないのであれば、必要に応じて不妊・去勢手術を受けさせてあげられるか。
  • 動物を飼うことを考えている人は、途中で動物を手放すことのないように、本当に動物を飼うことができるのか、飼う前にもう一度考えてみてください。

    動物を飼うということは、大切な一つの命を預かるということです。その動物の生涯にわたり、家族の一員として愛情と責任を持って飼いましょう。

ペットマナーを守りましょう

人と動物とが快適に暮らすために

飼い主の無責任な飼い方により、近所の人たちとのトラブルが多く発生しています。人と動物とが快適に暮らせるように、ペットマナーを守りましょう。

犬編
  • ほえさせないでね
    散歩などの運動をすると、ストレス解消になり、無駄ぼえを防ぐことができます。
  • 登録と狂犬病予防接種は義務だよ
    狂犬病の感染を防ぐため、犬の飼い主には、生涯1回の飼い犬登録と年1回の狂犬病予防接種が義務付けられています。
  • 「ふん」は放置しないでね
    散歩中に犬がした「ふん」は必ず自宅に持ち帰ってください。
  • リード(引き綱)につないでね
    放し飼いにすると、交通事故を招いたり、人に危害を加えたりする恐れがあります。
猫編
  • 室内で飼ってね
    交通事故や伝染病、近所でのふん尿やいたずらを防ぐことができます。
  • 捨てないでね
    野良猫を増やさないためにも猫を捨てないようにしましょう。
  • 首輪や迷子札を付けてね
    飼い主の責任がはっきりするとともに迷子のときに捜しやすくなります。
  • 去勢・不妊手術をしてね
    猫は、年に2~3回出産します。手術をすれば、不要な繁殖や発情期の鳴き声、ストレスを防ぐことができます。
  • 野良猫に餌付けをするのはやめましょう
    野良猫に餌付けをすると、周辺に野良猫が集まったり、子猫を生んだりして近所に迷惑を掛けることになります。無責任に餌付けをするのはやめましょう。
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