
走行中の車からのポイ捨てや人通りのない場所での不法投棄。一つのゴミが次のゴミを呼び、いつしかゴミの山が出来上がります。道路わきの茂みがゴミの山に なっていることは珍しいことではありません。地域の美観を損ない、自然環境の破壊につながる不法投棄は大きな労力と費用を投じて撤去しなければなりませ ん。不法投棄は犯罪です。一人ひとりがゴミを捨てることに対してモラルを持つことが必要です。
延岡市が平成19年度に調査し確認した市内の不法投棄の場所は49ヵ所。これは、確認できた分だけで、実際にはもっと多くの不法投棄があると思われます。不法投棄のほとんどは山林や道路わきに集中しています。
発見された不法投棄は、土地の管理者と協力して撤去作業を行い、不法投棄の禁止を呼びかける立て看板を設置したりします。しかし、その看板の周囲に再度不 法投棄が繰り返されている場所もあり、常習地区となっているところでは、撤去しては投棄されるイタチごっこになってしまっています。
不法投棄は廃棄物処理法で禁じられており、違反した場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金に処せられます。
では、不法投棄されたものは誰が処分することになるのでしょうか。捨てた人が見つからない場合は、土地の管理者が処分しなくてはいけません。そのため、土 地の所有者や管理者は、不法投棄されたうえに、処分の労力や費用を負担しなくてはなりません。ごく一部の心ない人の行為のために、多くの労力や税金が無駄 になってしまいます。
また、ゴミを捨てた人が特定される場合には、警察への通報を行っています。
延岡市では、平成13年に「延岡地区不法投棄対策協議会」を設置。不法投棄に関する調査や原因者の究明、投棄物の処理や指導などを、警察や保健所等の関係機関と連携して行っています。
しかし、不法投棄をなくすためには、一人ひとりがルールを守ること、ゴミを捨てることに対してモラルを持つことが必要です。美しい景観や豊かな自然環境を次世代に引き継ぐためにも、ポイ捨てや不法投棄はやめましょう。
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