メタボリックシンドロームの予防改善のための新しい健診「特定健診」の実施が市町村国保などの医療保険者に義務付けられました。
運動不足や食生活の変化などから、生活習慣病である心臓病や脳卒中、糖尿病やその合併症による失明や腎臓病が増えています。そしてこれらは寝たきりや障害など、生活に不自由をもたらしたり死亡の原因になります。
生活習慣病の発症には、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が関係していることが多いため、特定健診は、メタボリックシンドロームやその予備群の発見に重きを置いて実施されます。
ひとつ、ひとつの状態は軽くても、放っておくと動脈硬化が急速に進行して、心臓病や脳卒中、糖尿病等の生活習慣病を引き起こすことがさまざまな研究からわかってきています。このことからも、メタボリックシンドロームの予防や改善により、生活習慣病は予防できるということです。
Q1やQ2にありますように、肥満でなくても糖尿病や循環器疾患等の発症予防のためにも、毎年健診を受け、自分の体の状態を常に把握しておくことが大切です。
75歳以上の人は後期高齢者医療の健診となりますが、Q5の (1)いきいき健診 (4)げんき健診 が受けられます。
※保険証で自分の医療保険者を確認できます。例えば、専業主婦(主夫)などで配偶者の医療保険に入っている人は、その医療保険者が指定する健診機関で受診することになります。
※延岡市国保に加入している方は、以下4つの特定健診のいずれかで、年に1回は必ず受診しましょう。
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延岡市国民健康保険に加入の方には、4月下旬に受診券をお送りしております。
| 腹囲から内臓肥満かどうか知ることができます! ☆男性85cm、女性90cm以上であれば内臓肥満のおそれが高いです。 |
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計測(身長、体重、腹囲)・血圧測定・診察、血液検査としては血糖(HbA1c、空腹時血糖)、血中脂質(中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロール)、肝機能(GOT、GTP、γ-GTP)、腎機能(クレアチニン)・尿検査(糖、蛋白潜血)等が行われます。
勤務先などで特定健診と同じ項目の検査を受診した方は、その検査結果を延岡市国民健康保険課へ提出いただければ、その年度の特定健診を受診したことと同じ扱いになり、保健指導を受けることができるというメリットがあります。
特定健診で生活習慣病の要因が見つかった人には、医師・保健師・管理栄養士看護師等のサポートにより、一人ひとりの生活に合った改善策を一緒に考えていきます。
健康づくりには、がん検診もとても重要な検診です。広報のべおか5月号折込『延岡市健診ガイド』をご覧になり、必ず受けるようにしてください。
国は、平成20年4月から“高齢者の医療の確保に関する法律”により、各医療保険者に、平成20年度と24年度を比較した際の健診の受診率、その後の保健指導率、メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少の具体的な達成数値を示し、特定健診・特定保健指導実施を義務づけました。
平成24年度国民健康保険加入者健診実施率 65%
全国レベルでは、特定健康診査の実施率は70%
平成24年度特定保健指導の実施率45%
平成24年におけるメタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少率は10%以上(H20比)とする。
特定健診・特定保健指導の対象者は40~74歳の国民健康保険加入者です。
では、現在の基本健診受診者のうち、国保加入者で40~74歳までの受診率はどれぐらいであるか? を示したものです。受診率は11.5%と低く、40~64歳の男性に至っては5.9%と非常に低いものでした。
市の取り組みとして、市民の健康づくりを協力に推進していく必要があります。

年度当初に国保加入者全員に受診券を発行し、個別に受診案内をします。受診する場合は、その受診券を持って、個別健診希望者は市内の協力医療機関へ、集団健診希望者(主に旧3町)は、地区公民館で特定健診を受けることになります。その際の健診自己負担額は1,000円です。
健診が終わると、国保連合会から、階層化された受診者のデータを延岡市が受け取り、特定保健指導対象者へ利用券を同封して個別通知します。
その通知を受け取った保健指導対象者は、委託先のリストと保健指導メニューから自分の希望のコースを選択して特定保健指導を受けることができます、リスクが重なりだし、積極的支援が必要な対象者で施設利用コースを選択した方は、3ヶ月間の施設利用料を一部負担していただくことになります。また、リスクが出始めた段階で動機づけ支援が必要な対象者には、健康増進課保健師、管理栄養士等が保健指導を行いますが、負担金は「無料」です。
また、情報提供とは、健康の保持、増進、生活習慣改善に必要な情報を、その人の健診結果や問診結果に応じて提供するというものですが、受診者全員に行います。

平成20年から24年度までの人口予測に基づき、国保の被保険者数を推定し、特定健診の対象者数を算出しています。特定健診の対象者に対し、平成24年度には受診率65%を目標にしていますので、初年度の受診率は40%としております。現在の延岡市の基本健診受診率は21.2%、そのうち国保の被保険者で40~74歳までの受診率は11.5%と非常に低いものです。市民へのPR・周知を徹底し、平成24年度には国の示す受診率65%がクリアできるように段階的に受診率アップを目指していきます。
また、初年度の特定保健指導の実施率は20%としています、これは、受診者から、国の示した算定式で特定保健指導対象者数を算出、その内の指導実施率目標値と目標人数を算出しています。
年度 |
20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 | 24年度 |
|---|---|---|---|---|---|
40~74歳 (人) |
32,186 |
32,109 |
32,032 |
31,955 |
31,877 |
受診率 目標値 (%) |
40 |
47 |
53 |
60 |
65 |
受診目標人数 =情報提供 (人) |
12,900 |
15,100 |
17,000 |
19,200 |
20,800 |
特定保健指導対象者数 (人) |
3,099 |
3,623 |
4,069 |
4,573 |
4,950 |
保健指導実施率 (%) |
20 |
26 |
32 |
38 |
45 |
保健指導目標人数 (人) |
700 |
1,000 |
1,300 |
1,800 |
2,300 |
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|
|---|---|
| 国民健康保険課 | |
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