日展会友・日本書芸院評議員 岩田 海道
一昨年に続き二度目の審査をさせて頂きました。
応募総数が72点の出品があり、昨年よりも増加したとの事大変うれしく思いました。ここ数年全国展及び地方展に於いても減少の傾向にある中、本展の増加は歴史の深さとこの美術展に携わっている関係者の努力の賜物と深く感謝申し上げます。鑑別・審査は慎重に慎重を期して、ひと通り作品を観せて頂きました。全体として出品作品は、稚拙な作品がなく、ある程度のレベルの高い作品が多く有りました。その中から生きた線にて、より生命感のあふれた作品を入賞・入選と決定させて頂きました。惜しくも選外となった方もどうか来年に向け、学書に努めて欲しいものです。
特選 村田香風さんの作品は、単々とした行の流れに、見せずして見せる技をもあり余白の美しい快作です。
第60回記念特別賞 山浦柏秀さんの作品は錬度の高い手慣れた作、気脈の一貫も見事です。
準特選 原田桑峰さんの作品は鉾先にも命が宿っている充実が作品から風が吹いて来ている秀作です。
準特選 植野竹山さんの作品は私様的な暖かみのある中にも品格の高い作品です。

延岡市長賞:水邨
村田 かおりさん(延岡市)

第60回記念特別賞:秋雨嘆
山浦 秀子さん(延岡市)
| 区分 | 賞名 | 作品名 | 氏名 | 住所 |
|---|---|---|---|---|
| 特選 | 延岡市長賞 | 水邨 | 村田 かおり | 延岡市 |
| 特別賞 | 第60回記念特別賞 | 秋雨嘆 | 山浦 秀子 | 延岡市 |
| 準特選 | 延岡市教育委員長賞 | 聞笛 外一首 | 原田 さゆり | 延岡市 |
| 延岡市文化連盟会長賞 | 杜審言詩 | 植野 幸雄 | 日向市 | |
| 奨励賞 | 延岡市教育長賞 | 花の香を | 谷脇 かおる | 延岡市 |
| 宮崎日日新聞社賞 | 刻舟求剣 | 荒巻 孝行 | 日向市 | |
| 延岡市西臼杵郡薬剤師会長賞 | 山陽詩 | 甲斐 洋子 | 延岡市 | |
| ホテルメリージュ延岡賞 | 銭起詩 二首 | 緒方 和子 | 国富町 | |
| 努力賞 | 石召詩 | 川越 幸枝 | 日向市 | |
| 区分 | 作品名 | 氏名 |
|---|---|---|
| 入選 | 舟 敢山に次し 風に阻まるること累日 近岸荒岡の儈舎に登る | 青柳 有伸 |
| 真州城南作 | 飯干 朗 | |
| 玩秀軒 | 上杉 秀子 | |
| 王安石詩 | 植野 寿美 | |
| 髙青邱詩 | 植野 洋一 | |
| 山中懐友 | 上原 幸子 | |
| 高青邱詩 | 牛迫 孝子 | |
| 菜の花畠に | 牛島 二美子 | |
| 中秋登東阿城樓 | 岡﨑 亜希子 | |
| 岡田 雅子 | ||
| ちぎりきな | 小田 千穂 | |
| 白楊河看月 | 甲斐 多美子 | |
| 静坐の吟 他二首 | 甲斐 睦子 | |
| 工藤 弥生子 | ||
| 杭淮詩 | 熊谷 菜穂子 | |
| 何景明詩 | 児島 榮 | |
| 白鳥は哀しからずや 他一首 | 柴田 照子 | |
| 青雲秋月 | 清 絹代 | |
| さくらちる | 田口 智子 | |
| 田中 幸代 | ||
| 殷堯藩詩 | 谷口 隆幸 | |
| 壽山福海 | 冨高 梅生 | |
| 千家尢磨の詩 | 西井 信隆 | |
| 唐詩 | 平田 智子 | |
| 宿瑩公禪房聞梵 | 古田 勝太 | |
| 返照 | 前田 佳代子 | |
| 霊隠寺月夜 | 松崎 恭子 | |
| 和文潜舟中所題 | 宮本 元子 | |
| 貧而樂道 | 山﨑 洋一 | |
| 秋興 | 山本 加代 | |
| 自淇渉黄河途中作 | 吉岡 陽子 | |
| 鏡川 | 吉田 純一 | |
| 石版 | 吉玉 喜世子 |
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