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若山牧水青春短歌大賞(第9回)

若山牧水は、明治29年(1896年)11歳の頃に延岡高等小学校に入学し、旧制延岡中学校(現宮崎県立延岡高等学校)を卒業する明治37年(1904年)までの多感な青春時代を延岡で過ごし、この間に歌を詠むようになりました。

このことを記念し、延岡市では「若山牧水 青春短歌大賞」を創設し、広く全国から短歌の募集をはじめて9年目を迎えました。

今回の特徴

9回目の短歌募集となりました『若山牧水青春短歌大賞』は、応募締め切りの昨年9月末までに、小学1年生から98歳までと幅広い世代から、地域的にも、北海道から沖縄まで合計15,581首の応募がありました。また、海外からも、2首の短歌が寄せられました。

また、第1回(12年度)からの応募短歌数の累計が133,848首となりました。(第1回~8回《累計》118,267首)

去る1月28日に、歌人河野裕子さん、俳人坪内稔典さん、歌人永田和宏さんの三審査員による最終審査が行われた結果、4部門で「青春短歌大賞」3首、「優秀賞」12首、「審査員特別賞 早稲田大学賞」3首、「審査員特別賞 九州保健福祉大学賞」3首、「審査員特別賞 延岡高校同窓会賞」3首、「佳作」189首の計213首が決定しました。

なお、表彰式は3月7日(土)午後5時から、延岡市内のホテルメリージュ延岡で、河野裕子さん、坪内稔典さん、永田和宏さんの三審査員ご出席のもと「青春短歌大賞」「優秀賞」受賞者等を招待し行います。

審査員コメント

  • 河野裕子さん(歌人)
    若山牧水青春短歌大賞は、16,000首に及ぶ応募作があり、年々盛んになってきており、大変うれしいことです。応募者も全国に及んでおり、これも主催者側の熱意のお陰と思います。青春短歌と銘打っておりますが、年齢も幅広い層から応募があり、頼もしいことです。
    殊に、工業高校や定時制の高校生の作品には、生活や現場の手ざわりが感じられ、頭で作った歌ではない力を感じております。
  • 坪内稔典さん(俳人)
    今年は中学生部門にユーモアに富む明るい秀作が多かった。大賞作品の「ロシアのような」という比喩がその例。これ、おかしいようなかなしいような絶妙のユーモアが漂っている。
  • 永田和宏さん(歌人)
    短歌こそは青春の文学だと、いまも信じている。若いときに歌に出会うと、その後の人生のある部分は確実に変わる。そしてやがてそれはかけがえのない財産だと感じられるようになる。そんな機会を本気で提供し続けようとする自治体があることに、ある種の感動を覚えている。

若山牧水青春短歌大賞(文集)

「若山牧水短歌大賞入選作品集」

教育委員会文化課でおもとめください。

定価 1,000 円

牧水が過ごした下宿跡

新小路住宅街の一角に、牧水が旧制延岡中学校に通っていたころの下宿先が今も当時のまま残っています。牧水はこの家の2階に下宿し、延岡で多感な青春時代を過ごしました。

牧水が下宿した住居とそれを示す石碑

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