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平成22年度の施政方針と当初予算の概要

走攻守そろった施策を展開

走り出す中心市街地 攻めの雇用確保 守る地域医療

県北の関係8市町村との定住自立圏形成協定の締結や九州圏広域地方計画における基幹都市としての役割などリーダーシップを求められている延岡市。

このような状況を踏まえ、平成22年度は、本市の中核企業や大学が持つ他の地域にない医療産業関連資源を活用した「メディカルタウン構想」の推進。企業誘致を始めとする「働く場」の確保。「地域医療の充実」をはじめとした市民生活の安定。

など、東九州の基幹都市にふさわしい役割を果たし、市民生活重視のさまざまな施策に取り組みます。

平成22年度の主な事業と当初予算

新生のべおかプロジェクトを中心に、主な事業の一部を紹介します。

雇用創出
  • 工業団地整備
    事業費:5,030万円

    大型の企業誘致を推進するため、クレアパーク延岡工業団地第2工区の造成に着手し、有効面積約11haの工場用地を整備します。
  • 「クレアパーク延岡」緑地ゾーン等整備
    事業費:3億1,500万円

    企業誘致を促進するため、「クレアパーク延岡」工業団地緑地ゾーンに駐車場を整備します。
  • 元気のべおか商品券発行
    事業費:1,800万円

    地域や商店街のイベントと連動した「元気のべおか商品券」を発行し、地元消費の拡大と地域経済の活性化、まちの賑わいづくりを図ります。
  • のべおかの木材を活かした家づくり支援
    事業費:1,050万円

    木造住宅の新築や増改築、リフォームで使用する延岡産材の経費の一部を助成し、延岡産材の利用促進と林業関連産業の活性化を図ります。
  • 早期離乳キャトルステーション実証展示
    事業費:1,921万円

    肉用牛生産の早期離乳飼養管理技術(生後4日から人工ほ乳を行い、発育の良い子牛を育てる技術)を活用した実証展示事業を行います。
  • ブランドイセエビ生産技術実証
    事業費:782万円

    殻が柔らかく、まるごと食べられる脱皮イセエビは希少価値があり、高値で取り引きされています。この事業では、脱皮イセエビの生産実証試験を行います。
  • その他の注目事業
    • 地産地消推進1アールハウス設置支援
      少量多品目生産を目的とする1アールハウスの設置費用を助成し、生産した農作物を直売所などを通じて販売することにより、地産地消と農家所得の向上を図ります。
    • 宮崎一口あわび生産拡大支援
      宮崎水産ブランドの認証を得た「宮崎一口あわび浦の恵」の生産拡大を図るため、養殖カゴ・稚貝購入に要する経費を助成します。
中心市街地
  • 中心市街地プロジェクト推進
    事業費:2,250万円

    駅舎や連絡通路の設計・協議、複合施設の機能などの調査、市民と一緒になってのデザインコンペなど、賑わいのある中心市街地としての整備がスタートします。
公共交通
  • 地域コミュニティバス運行委託
    事業費:2,030万円

    路線バスなどの公共交通機関が運行していない地域に、コミュニティバスや乗り合いタクシーの運行を委託し、交通弱者の移動手段を確保します。
地域医療
  • 地域医療再生計画
    事業費:2億3,100万円

    医療スタッフの勤務環境の改善や夜間急病センターの機能強化など地域医療の再生につながる各種事業に取り組み、安心して生活できる医療体制を確立します。
  • 初期救急医療運営
    事業費:1億9,750万円

    夜間急病センターおよび在宅当番医制の診療体制充実と安定運営を図り、誰もが安心できる初期救急体制を確立します。
  • その他の注目事業
    • 地域医療体制整備
      医師会病院の医師確保対策や消化管出血患者・脳梗塞患者の輪番受け入れ体制整備などを行い、地域医療体制の整備を図ります。
    • 健康長寿のための施策研究会運営
      地域医療を守り、健康長寿のまちづくりを目指すため、医療・介護などの専門家からなる研究会を設置し、疾病・介護の予防を含めた健康長寿施策を推進します。
教育振興
  • 小・中学校施設耐震化
    事業費:4億8,086万円

    小・中学校施設の耐震化を図るため、年次的に耐震診断や実施設計、補強工事を行います。
  • 延岡市立図書館北浦分館建設
    事業費:1,110万円

    読書環境の充実を図るため、北浦地区に図書館分館(収容冊数1万4,000冊、鉄骨造平屋建)を建設します。今年度は、実施設計を行います。
  • 小中学校学力向上支援推進
    事業費:555万円

    小・中学校連携によるレベルアップ延岡学力向上協議会の実施など各種の教育支援を行うことにより、小中学校の指導力の向上に努め、児童生徒の学力向上を図ります。
  • その他の注目事業
    • 西階庭球場整備
      平成21年度に実施した基本設計を基にコートの全面リニューアルに向け実施設計を行います。
    • 理数教育推進
      理数教科の指導を行う教員を対象とした研修会および講演会を開催します。また、ジュニア科学者の翼事業の活動支援を行い、生徒の科学に対する興味・関心を高めます。
生活環境
  • 新悠久苑建設
    事業費:13億5,334万円

    現在の火葬場「悠久苑」は築後30年以上経過し、老朽化しているため、「新悠久苑」を整備します。今年度は、建築主体工事などを予定しています。

平成22年度当初予算

一般会計歳入・歳出総額は536億2,400万円

前年度に比べて23億700万円、4.5%の増加
一般会計歳入 地方交付税:139億9,000万円(26.1%)
市税:138億3,439万円(25.8%)
国庫支出金:83億2,045万円(15.5%)
市債:67億1,830万円(12.5%)
県支出金:40億426万円(7.5%)
諸収入:17億2.080万円(3.2%)
その他:50億3,580万円(9.4%)
一般会計歳出 民生費:185億5,144万円(34.6%)
公債費:81億4,430万円(15.2%)
土木費:60億7,933万円(11.3%)
総務費:51億3,834万円(9.6%)
衛生費:50億9,340万円(9.5%)
教育費:43億920万円(8.0%)
その他:63億799万円(11.8%)

  • 民生費
    子育て支援や障がい者、高齢者に対する福祉サービスなどの経費です。
  • 公債費
    市債の元金・利子や一時借入金の利子を支払うための経費です。
  • 土木費
    道路や河川、公園など社会資本整備のための経費です。
  • 総務費
    庁舎や財産の維持管理、戸籍管理、広報、選挙、統計などの経費です。
  • 衛生費
    環境保全、疾病予防、健康増進などの経費です。
  • 教育費
    学校教育や生涯学習の推進、文化・スポーツ振興などの経費です。

今年度の予算の特徴

平成22年度の当初予算が決まりました。

一般会計予算の総額は、歳入・歳出ともに536億2,400万円で、前年度に比べ4.5%増加しています。

歳入では、長引く景気の低迷により、市税収入の減少が予想されますが、地方交付税総額は増加を見込んでいます。

歳出では、昨年に比べ、民生費、衛生費、教育費などが増加しています。

子ども手当の新設や法人立保育園園舎改築助成事業、生活保護事業、障がい福祉サービス給付事業などにより、民生費が大幅に増加しています。

また、新悠久苑建設事業や地域医療再生計画事業などにより衛生費が、小学校施設耐震化事業や旭小学校校舎新増改築事業などにより教育費が昨年に比べ増加しています。

市民生活の安定を最優先に

今年度は、雇用の確保や地域医療の充実をはじめとして、地域経済の活性化と市民生活の安定を最優先にスピード感を持ってさまざまな施策に取り組みます。

当初予算には、最重要課題である企業誘致・雇用対策をはじめ、第一次産業の経営安定化、ブランド化による産業の育成、市民生活に直結する「地域医療体制の整備」、「新悠久苑建設事業」、「安全安心な教育環境の整備」など、将来を見据えた短・中期的な視点から「新生のべおかプロジェクト」関連事業などを柱に計上しています。

厳しい行政環境ではありますが、現場を基本とし、各地域の実情を十分に踏まえ、市民の皆さんの声にしっかりと耳を傾けながら、市民生活重視のさまざまな施策に取り組んでいきます。

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