平成21年はじめに医師の退職が問題となった県立延岡病院では、関係機関の尽力と県北住民の署名活動などにより、何とか医師数の減少を免れましたが、神経内科が休診となり、脳梗塞患者への対応ができなくなっています。
また、延岡市医師会病院でも内科医が2名欠員しており、後任医師の招へいに苦慮しています。延岡市医師会が運営している夜間急病センターや日曜・祝日在宅当番医も、開業医の先生方の高齢化などにより厳しさが増してきています。
そうした厳しい状況の中、延岡市医師会の協力や新たな診療所の開業により、夜間急病センターでは、診療体制を順次拡充しています。
全国で医師不足が深刻化する中、それぞれの役割を果たし、市民が地域をあげて医療を守り、さらに健康長寿を目指すまちづくりを進めるために延岡市では、「地域医療を守る条例」を制定しました。
平成21年9月定例市議会で「延岡市の地域医療を守る条例」が可決されました。この条例は、深刻化する地域医療の危機に際して、市民、医療機関、市が総力を結集して、それぞれの役割のもとで地域医療を守っていこうという決意を表すものです。あわせて、地域医療を守るだけでなく、みんなが健康長寿であるまちを目指していこうとするもので、市町村では全国初となる画期的な条例です。
条例の持つ市民、医療機関、市のそれぞれの理念や役割をお伝えします。
条例ができたことによって、医療問題が自然に解決するものではありません。
私たち一人ひとりがこの地域の医療を自分たちで守っていくという共通認識を持ち、自分に何ができるかを考え、行動して初めて意味を持ちます。
市民、医療機関、市が一体となり、地域全体で地域医療を守る。
市民自らの健康の維持増進の努力医療、保健、福祉が連携して推進
市民
医療機関
市
市の基本的な取り組み
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