市長コラム

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「駅まち」

7月3日に「第1回駅まち市民ワークショップ」が開催され、実に120人もの参加者でにぎわった。また、7月14日には「第2回駅まち会議」が開催されて活発な議論が交わされた。
「延岡駅に関していろんな会議をやってるみたいだけど、それぞれがどんな位置づけなのかよくわからん。」と思っていらっしゃる方もおられると思う。
まず、「駅まち」という言葉から説明すると、「駅から始まるまちづくり」を略したものと考えていただければいい。どんな新延岡駅舎を作ったらよいかという議論を起点として、延岡市全体のまちづくりという観点から周辺整備を考えていこう、ということだ。
延岡駅周辺整備といえばこれまで何度か話が持ち上がったことはあるものの、関係先が多岐にわたるため調整が難しく、具体的な進展を見ることはなかったようである。だから今回はいろいろと知恵を絞って、延岡モデルと言えるような進め方をしようということになった。そして平成21年頃から何度も市民ワークショップや専門者会議、シンポジウムなどを開いてきたのだが、その流れを受けて、先述の二つの会議が設置されるにいたった。
「駅まち会議」は多くの関係先組織の委員によって構成される。区長会、障がい者の会、男女共同参画会議、JR九州、宮崎交通、タクシー協会、商店会、商工会議所等々から委員に就任してもらい、前東京大学副学長の内藤先生に委員長を務めていただいている。
このコラムでも紹介したデザイン監修者の乾久美子さんと、市民ワークショップの仕掛け人(コミュニティデザイナー)山崎亮さんもこの会議のメンバーである。
この会議で関係先のコンセンサスを取りながら、整備の方向性やイメージについて固めていくことになる。
そして、そのための基礎となる、市民の意見を思う存分出してもらう場が「駅まち市民ワークショップ」だ。
ここでは、これからの延岡駅をどう活用するか、また、どんな整備の仕方をすれば実際に自分たちが活用できるかという観点からさまざまな意見を出してもらうことになる。それを山崎さんや乾さんの手で具体的なイメージにまとめ、駅まち会議に提案するという仕組みだ。
実際、第1回ワークショップでも山崎さんのリードのもと、白熱した議論が交わされたようだ。今後の市民ワークショップでも多くの皆さんに参加いただいてしっかりと議論をしていただきたい。そしてみんなの知恵を結集して賑わいの場を作ろう。