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救命のススメ
心肺蘇生法
心肺蘇生法の手順
ここで紹介するのは、8歳以上の傷病者が対象です。
意識(反応)を調べる。
耳元で「大丈夫ですか」「もしもし」と呼びかけながら傷病者の肩を軽くたたき、反応をみます。
助けを呼ぶ
意識がなければ、大きな声で助けを呼びます。
協力者が来たら、119番通報とAED(自動体外式除細動器)を持ってくるように要請します。
気道(空気が鼻や口から肺に達するまでの通路)の確保
片手を額に当て、もう一方の手の人差指と中指の2本をあご先に当て、頭を後にのけぞらせあご先を上げます。(頭部後屈あご先挙上法)
呼吸の確認
気道を確保したまま、ほおを傷病者の口・鼻に近づけ、呼吸の音を聞き、自分のほおに吐く息を感じとり、胸やおなかの上下の動きを見ます。(10秒以内に観察します)
「見て」「聞いて」感じて」
人工呼吸(口対口人工呼吸)
気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差指で傷病者の鼻をつまみます。口を大きく開けて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして、息を約1秒かけて吹き込みます。
傷病者に出血がある場合や、口対口人工呼吸がためらわれる場合は、省略してもかまいません。
胸骨圧迫
2回の人工呼吸が終わったら、ただちに胸骨圧迫を開始します。
胸の真ん中(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中)に、片方の手の付け根を置き、他方の手をその手の上に重ねます。(両手の指を互いに組むと、より力が集中します。)
肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、傷病者の胸が4cm~5cm沈むほど強く圧迫します。1分間に100回の速いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫します。
『強く、速く、絶え間なく』
救急隊員が来るまで繰り返す
30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸のサイクル(30:2)を救急隊員が来るまで絶え間なく繰り返します。
疲れるので、救助者が二人以上いる場合は、2分間(5サイクル)程度を目安に交代します。
AED到着
AEDを傷病者の頭の横に置きます。ケースから本体を取り出し、電源ボタンを押します。(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります)
電源を入れたら、以降は音声メッセージとランプに従って操作します。
傷病者の衣類を取り除き、電極パッドを右前胸部と左側胸部に貼り付けます。(貼り付ける位置は電極パッドに絵で表示されていますので、それに従ってください)
心電図の解析
電極パッドを貼り付けると「体に触れないでください」などとメッセージが流れ、自動的に心電図の解析が始まります。
電気ショック
AEDが電気ショックを加える必要があると判断すると「ショックが必要です」などの音声メッセージが流れ、自動的に充電が始まります。充電には数秒かかります。
充電が完了すると、「ショックボタンを押してください」などの音声メッセージが出て、ショックボタンが点灯し、充電完了の連続音が出ます。
充電が完了したら、「ショックします。みんな離れて!!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認し、ショックボタンを押します。
心肺蘇生法を再開
電気ショックが完了すると、「ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始してください」などの音声メッセージが流れますので、これに従って、ただちに胸骨圧迫を再開します。
胸骨圧迫30回、人工呼吸2回の組み合わせを続けます。
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