救命のススメ

突然、あなたのそばで人が倒れたらどうしますか? その人が呼吸をしていなかったら、心臓が止まっていたら。
このような場面に遭遇した場合、人工呼吸や心臓マッサージなどの救命処置を行うだけの勇気と知識を持っていますか?
119番をしてから救急車が到着するまでの間に、あなたの行う救命処置が、命を救う上で重要なカギとなるのです。
私たちは、いつどこで病気やけがに襲われるかわかりません。病気やけがの中には、脳卒中などのように意識を失って心臓が止まるもの、おぼれたりして呼吸ができなくなり心臓が止まるもの、心筋梗塞などで突然心臓が止まるもの、出血多量のショックにより心臓が止まるものなどのような、特に重篤なものがあります。このようなとき救急車が到着するまでの間に行う応急手当を救命処置といいます。


除細動とは
![]() 自動体外式除細動器(AED) |
電気ショックで心臓の異常な興奮を抑制し、正常な動きを取り戻す治療法。心肺蘇生法と除細動がより迅速に実施されるほど救命率が高まる。
心臓の心室が小刻みに震える「心室細動」で血液が送り出せなくなったのを正常に戻す「除細動器」を小型で操作を簡単にした機器。患者の胸にパッドを貼ると自動的に心電図を解析し、電気ショックが必要な状態かどうかを判断。必要な場合にだけ「ボタンを押してください」などと音声で指示が出る。米ワシントン大の研究で初めてAEDを見た小学6年生でも平均90秒で作業を完了できたという。


平成22年の1年間に、延岡市消防署救急隊が搬送した人数は、4,414人です。1日に平均すると約12人、延岡市民の30人に1人が搬送されたことになります。
市消防本部では、応急手当の必要性が高まっていることから、随時、講習会を実施しています。
講習で正しい知識と技術を身につけ、大切な人の命を守りましょう。
※受講を希望される人は、消防本部警防課(0982-22-7105)までご連絡ください。
庭や職場、外出先などで、意識を失い倒れている人がいたとき、最初の「早い通報」「早い応急手当」は、そこに居合わせたあなたに行っていただくしかありません。倒れた人の意識がなく、重篤な状態だと思ったら、救急車を呼ぶとともに、救命処置を始めてください。
